7月 1st, 2014

Ducks On The Pond

満塁

 

 

メジャー選手のオフシーズンの過ごし方は様々だ。若手は南米の冬季リーグでプレイする事が多いが、メジャーに定着している選手は骨休みにバハマ諸島やハワイへバケーションに行く。その他、色々な趣味を堪能するのもオフの醍醐味だ。ゴルフや釣りもあげられるが中西部、特に田舎に住む選手達はハンティングを楽しむ。レンジャーズの選手では、元広島カープのルイス投手、モアランド一塁手、ロス投手等がハンティングの話をクラブハウスでしているのをよく耳にする。

 

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(写真:コルビー・ルイス選手)

 

野球関係者の中にハンティングを趣味にしている人が多いからか定かではないが、メジャーの解説を聞いているとハンティングに関連した言い回しが使われている。昨夜聞いた例を紹介したい。

 

「Ducks on the pond」

 

「池の中にカモが沢山いる」が直訳だが、この場合「カモ」は「ランナー」の例え。つまり満塁の状況を表す。ハンティングの中でもカモは人気の鳥で、池に浮いているカモの群れとベース上にいるランナーをかけたものだ。例えば、「ノーアウト満塁、絶好のチャンスです!」というのは「Ducks on the pond with no outs. What a great opportunity!」となる。

 

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(写真:ミッチ・モアランド選手)

「Sitting duck」というのも聞いた事がある。直訳は「座っているカモ」になるが無防備の状態を表す。カモ猟で池に「座って」いるカモは完全無防備でハンターにとって格好の的だ。野球の場合、ボーッとしていた一塁走者がピッチャーからの牽制でタッチアウトされる時に使われる。刺されアウトになった走者は「dead duck」(死んだカモ)と呼ばれる。